大学は英米語学科だったので、就活では、英語を生かせる仕事として旅行関係の会社を受けていました。でも、面接が苦手で、緊張してうまく話せず、内定をもらえませんでした。違う業界にしようと、システム会社を受けることに。両親2人ともシステム会社勤務で身近だったし、適性があるかなと思ったんです。

ディー・シー・エフを初めて訪問したのは４年生の６月です。会社説明と適性検査の後、面接で社長と1対1で話しました。いろんな話を聞いてもらい、就活の悩みまで相談しました。面接は苦手だったのに、２時間も話したんです。とても打ち解けられて、「この社長の会社なら入りたい」と思いました。面接の最後に「良かったら来て」と名刺をもらったので、後日、入社希望の電話をして、内定が決まりました。

入社までIT関係の本も読まず、まっさらな状態で2カ月間の研修を受けましたが、「この仕事でやっていける」と手ごたえを感じました。

最初の仕事は、大手建設会社でのワークフローシステム開発。稟議書や経費精算書など、社内の様々な書類の申請から承認までをデジタル化します。簡単な設定作業から始めて徐々にレベルアップした作業を任されました。

先輩社員もそばで働いており、プロジェクト先での立ち振る舞いから質問の仕方まで、いろんなことを教えてもらいました。このプロジェクトは3年半ほど続きました。ひとつのプロジェクトに長くいることで安心感があり、無理なく成長できたと思います。

1年前、初めてプロジェクトが変わりました。仕事は同じ大手建設会社のシステム開発ですが、今度は社外向けのシステムを手掛けています。建設業は外部とのやりとりが非常に多いんです。資材の発注や設計書作成依頼など書類は多岐にわたり、社内向けシステムより複雑ですが、前の知識があるから、今の仕事にスムーズに入れました。

ディー・シー・エフからはただ1人でしたので、初めは緊張しましたが、プロジェクト先の方が優しく、不安感なく働いています。心がけていることは、プロジェクトリーダーの役に立てるように動くことです。用件は短時間で済むように、質問や相談は内容を明確にして伝えます。前のプロジェクトでの知識をもとに、プロジェクトリーダーの知らない情報を提供できた際に「よく知ってるね」と言われたときは、とてもうれしかったです。

現在担当しているプロジェクトの始業は8時30分。終業も5時と早めで、残業はこれまで1回だけです。終業後はプライベート時間を楽しめています。

ときどき営業担当がプロジェクト先を訪ねてきて、一緒にランチしながら仕事の状況や要望、困ったことはないかなど聞いてくれます。そういったところで、ディー・シー・エフは一人一人を大切にする会社だと実感します。産休・育休なども取得しやすく、結婚などプライベートで何かあれば、働き方を相談できます。ずっと働き続けたいと思っています。